事例紹介サーバーレスアーキテクチャを活用してmBaaS(mobile Backend as a Service)機能を実現

株式会社ユニフィニティー
プロダクト事業部 事業部長
中野 誉久 様

株式会社ユニフィニティー様は、ビジネス向けのモバイルアプリを簡単に導入するための様々な製品を開発されています。主力製品の「UnifinityPlatform」は、ユーザー中心のアプリ開発を進めるためのあらゆるニーズに応えるサービスを提供しており、MMMは同プラットフォームにおけるmBaaS(mobile Backend as a Service)機能を担う「UniBaaS (Unifinity Backend As A Service)」の開発を支援させて頂きました。

今回は、MMMの開発支援に対するご意見や、AWS Lamdaによるサーバーレスアーキテクチャを採用した背景などについて伺いました。

聞き手:株式会社MMM代表 国本 廷宣

本日はよろしくお願いいたします。昨年、UniBaaSという製品の立ち上げに際してMMMに相談をいただきましたが、あらためて御社の事業や、相談の背景などについて教えて頂けませんでしょうか?

弊社は、会社と同じ名前のUnifinity Platformという製品群を提供しております。その構成としてはまず、UnifinityStudioという開発プラットフォームがあり、パワーポイントで描くように簡単にアプリ画面の設計ができたり、データベースやロジックの設計・コーディングができたりします。

さらに、Unifinity Application Playerという製品があり、Unifinity Studioで作成したアプリを実行させることができます。OSに依存しないアーキテクチャを採用しているため、iOS、Android、Windowsで同じようにアプリを利用することができます。

Unifinity Studioと、Unifinity Application Playerの両製品を使って、端末のOS間の差異を吸収して、迅速なアプリの開発や配信を実現しています。このような形で、弊社のビジョンでもある、仕事のモバイル化を推進していきたいと考えています。

また以前から、モバイルアプリケーション開発でよく使われる汎用的な機能全般をクラウドで提供する、いわゆるmBaaS(mobileBackend as a Service)についても、Unifinity Platformに取り込みたいと考えていました。

既に社外のmBaaSサービスの一部機能を利用しながら、社内で簡単に構築したものがあったのですが、認証機能や拡張性、機能間の統合性などの点に課題がありました。そのため、よりお客様の信頼に応える、しっかりしたものにしたいと考えていました。

また、mBaaSというサービスの特性上、物理・仮想マシンのリソースを確保して常に稼働させておく必然性は低いため、サーバーレスなアーキテクチャで作りたいと個人的に思っていました。

ご丁寧にありがとうございます。そんな中で、AWSを採用することになった経緯はどの ようなものでしたか?

私自身、コードを書くエンジニアなので、サーバーレスのプラットフォームである、Azure Functionsや、AWS Lambdaなどを実際に触ってみました。正直なところ機能的には大きな違いは感じませんでしたが、最終的にAWSの採用を決めたのは、MMM様の存在があったからです。

UniBaaSの開発にあたり、MMM様を含めてクラウドの開発パートナー数社に対して、弊社が求めているものをお伝えし、設計・お見積りを頂きました。相談したパートナー様には、AWSではなく、他のプラットフォームを専門にされているところもありました。

ご提案をいただいた中で、最もスピード感があり、提案内容も優れていたのがMMM様でした。仕事の進め方も弊社とマッチし、進めやすそうな印象を受けました。

ですので、最初からAWSありきだったのではなく、MMM様と出会えたから、MMM様が得意とされているAWSを採用したという経緯になります。

開発パートナーとして私たちの存在を大きく見て頂き、とても嬉しく思います。
弊社の提案内容については、どのような点を評価くださったのでしょうか?また、他のAWSのパートナーとの違いは感じられましたか?

AWSのパートナーであり、優秀なエンジニアが少数精鋭でスピーディーに開発を進められる点が良いと感じました。提案の中で開発プロセスについても詳しく説明いただきましたが、要件の可視化やアジャイル開発などの進め方をよく理解できました。このようなプロセスを辿れば、ゴールにたどり着くまで不安感もなく、しっかりやって頂けそうだと感じました。

他のAWSのパートナーに関しては、AWSでインフラ構築するだけの提案などは頂きましたが、膝詰めで私たちの課題と向き合ってくれるところは少なかったです。一方で、MMM様は私たちのことをよく理解し、課題に対する解決方法や、アプリケーションを含めたアーキテクチャをしっかりと形にして、提案してくださいました。

実際の開発を進めていく中で、御社から様々なアドバイスやご指摘をいただき、私たちもプロジェクトを通じて多くのことを勉強させて頂きました。

MMM様とは、ビジネスパートナーとして長くお付き合いさせて頂ければと思っています。ですので、今後のお付き合いのことも考えて、しっかり仕上げて頂きたかったので、かなり細かめに成果を見させていただきました。

今回、AWS Lambdaを使った本格的なサーバーレスアーキテクチャとなりましたが、昨年のリリース後、実際に稼働させてみての率直なご感想はいかがでしょうか?

スケーラビリティに対する心配や、運用的な悩みから解放されたことが非常に大きいです。仮想サーバーのアーキテクチャだと、セキュリティ対策であったり、バージョン管理であったりと、台数が増えるほどどうしても保守工数が増えていきます。サーバーレスにすることで、このようなメンテナンスに関するトータルなコストを、大幅に削減することができました。今後も多数のお客様にUniBaaSをご利用いただきますので、さらに価値が発揮されることを期待しています。

ぜひ今後に期待頂ければ幸いです。
また、今回MMMは、御社のUniBaaSの立ち上げに関して、アプリケーションからアーキテクチャ、運用まで、広くサポートさせて頂きました。全体を通じて弊社へのご意見や、さらに期待することなどはございますか?

MMM様同様に弊社も、デベロッパーを抱えて、自社で開発を行っています。課題に対する取り組み方や、アジャイル開発の進め方などを、今回のプロジェクトを通じてMMM様に学ばせていただきました。

特に、MMM様はフルリモートでお仕事されてらっしゃいますが、1つの島で仕事をしている私たちでもコミュニケーションロスがあったりしますので、よくやられているなと感じています。「MMMブログ」も参考にさせて頂いております。

よく見ていただいて、ありがとうございます。フルリモートでもしっかりと開発を回せるように、入念な業務設計を行い、時間をかけてノウハウも蓄積したり、セキュリティ対策を講じたりしています。
最後になりますが、今後の御社の製品やビジネスの展望について、改めてお聞かせ願えないでしょうか?

御社にも相談させて頂いている最中ですが、現状の製品に関して、お客様にもっと魅力が伝わるようにするにはどうしたらいいか、試行錯誤しています。

また、Unifinity Platformは、手元で簡単にモバイルアプリを作ることができますが、これからはモバイルだけに閉じるのではなく、クラウドにもシームレスに繋がってサービスの構築ができる、という世界観を作りたいと考えています。そのために、新しいクラウドサービスの展開を検討しています。MMM様にも引き続きご支援を頂けますと幸いです。

弊社としても最大限ご協力させて頂ければと思います。本日はどうもありがとうございました。

右から 代表取締役社長 兼 CEO 曽良俊介様、プロダクト事業部 事業部長 中野誉久様

株式会社ユニフィニティー

新しい時代の多様な働き方を支えるITプラットフォームを作り出すことを目指して、 Unifinity Platformをはじめとした、ユーザー中心のビジネスアプリの開発・運用を実現する 多様な製品を提供。

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