AWS設計・導入支援
AWSのベストプラクティスに基づいた設計・導入支援を行います。
READ MORE株式会社ダイブ様は、リゾートバイト、東京でのお仕事・住まいの同時提供サービス、留学・ワーホリサポート事業など様々なサービスを提供して急成長している企業です。
DWSは、「アプリリゾート」を始めとするダイブ様の主力サービスに関して、クラウド基盤の構築や運用監視などの支援をさせて頂いてきま した。
今回のインタビューでは、ダイブ様が、AWSを活用したクラウド基盤の導入に至った背景や、DWSのサポートに関する率直なご意見をお聞きしました。
聞き手:デロイト トーマツ ウェブサービス株式会社代表 国本 廷宣
本日はよろしくお願いいたします。御社とは一昨年(2017年)からAWSの導入に向けたお話を何度かさせて頂いておりました。当時から「はたらくどっとこむ」などのサービスのインフラ面について課題を感じられていたとお聞きしていましたが、改めて背景などをお話し願えないでしょうか?
鮎川
弊社は、人材領域を中心に多数のサービスを運営しており、順調に業績を伸ばしております。中でも基幹事業の「はたらくどっとこむ」は、一貫して急成長を続けてきました。
2017年当時はレンタルサーバーを使っていましたが、年間を通して複数の施策を打つ中で、サーバースペックの拡張ができなかったり、リソースの枯渇が起こったりするなどの問題が起こっており、本来提供すべきサービスが実現できていないと感じていました。また、私たちの事業はユーザー数が急激に伸びることがあり、ハードウエアを導入するタイミングでスペックを決めることが難しいという事情もありました。
このような背景から、柔軟にスペックを拡張できる、冗長性を持たせた構成にしたいと考えて、AWSへの移行を検討し始めました。
齋藤
会社自体の成長にともない、レンタルサーバーでやっていけるビジネスではなくなってきたのでクラウドへ、という自然な流れだったように思います。
AWSへの移行を模索される中で、いくつかのベンダーを検討されたと思います。その中でDWSを選んでいただいた決め手としては、何があったのでしょうか?
鮎川様
DWS様を含めて、4~5社のベンダーにあたり、私たちの抱えていた課題やゴールなどをお話ししました。インフラをAWSのクラウドに移行することは業務インパクトも大きいですし、これから長いお付き合いをさせて頂きたいと思っていたため、弊社内でも時間をかけて慎重に検討を進めました。また、私と齊藤は共にインフラエンジニアであり、エンジニアから見ても信頼してお付き合いができるベンダーにしたいという気持ちもありました。
結果的に、高い技術力や提案力、スケジューリング力などを考慮して、DWS様にお願いすることにしました。なぜその設計をするのか、弊社のビジネスにどのような効果があるのか、といった点を丁寧に説明・ご提案いただいた点を、弊社内で高く評価させて頂きました。
弊社を評価いただき、とても嬉しく思います。
また、弊社が構築・導入をさせて頂いた新しいクラウド基盤の運用を始めてから、半年少々経ちました。現時点でAWS移行の効果として感じていることはありますか?
鮎川様
もともと使っていたのがレンタルサーバーだったため、月額料金としては増加していますが、業務面に関しては非常にメリットがありました。ハードウエア、ミドルウエア、アプリケーション、OSの責任分界点が明確になり、可用性も担保できるようになりました。DWS様や、アプリケーションのベンダー様、さらに私たち自身を含めて、各自の責任範疇の中でスピード感をもって対応できるようになった点が大きな効果だと感じています。
従来のレンタルサーバーの頃は、我々社内のインフラエンジニアが自分たちで調べたり、レンタルサーバー会社に問い合わせたりしながらインフラを管理していました。確かな技術力をお持ちのDWS様にサポートをお願いするようになってからは、様々な問題解決や確認作業のアドバイスを頂けるようになったため、業務がスピーディーになったと感じています。
齋藤様
弊社のインフラは、DWS様に構築頂いた部分と、弊社で自ら作成した部分があります。そこを見比べてみると、やはりDWS様に対応頂いた部分はプロフェッショナルな仕事として、しっかりやって頂いているなという印象を受けます。
私たちが作成すると、どうしてもオンプレミスやデーターセンターのための、オールドファッションな設計になってしまいます。DWS様にお願いすれば、AWSの良さを引き出した設計をされているのが伝わってくるため、弊社としても安心してインフラをお任せすることができています。
弊社の技術力を認めてくださり、ありがとうございます。
さらに、AWSへの移行にあたって、Datadogを使った運用監視のアーキテクチャも導入させて頂きました。インフラの監視を行うようによって、御社内での変化はありましたか?
鮎川様
監視を行うことで、障害状況にはやくキャッチアップしたり、社内関係者への共有・報告が迅速にできたりするようになりました。今まではユーザーからの問い合わせをトリガーにして調査を始めたこともありますが、それが無くなったのは非常に良かったです。DWS様にシステムの運用全体をお任せすることで、システムのセキュリティや運用のレベルが全体として上がったと感じています。
ユーザー数の多いサービスということもあり、安定運用や迅速な障害検知には今後も力を入れていきたいと考えています。
今まで、AWSのインフラストラクチャの設計・導入、また監視サービスの運用などの支援をさせて頂きましたが、今後さらにDWSに対して、期待することはありますか?
鮎川様
インフラの構築から運用管理まで、安心してDWS様にお任せすることが出来ておりますし、日頃の運用の中でもAWSについて丁寧にレクチャー頂き、とても助かっています。
今後はより円滑な運用を行うために、弊社内でも、障害の概要状況の把握や、AWSコンソールの設定方法などを理解して、DWS様への問い合わせや依頼をさら に的確に行えるようにしたいと考えています。
AWSの技術資料は多数公開されているものの、普段からAWSを専門に扱っていないと、実際の利用に即した資料を探すのに苦労することがあります。公開されていないナレッジも中には存在します。AWSの専門家として設計方式や監視などについて、様々なナレッジの共有をしていければと思います。
最後に、御社の今後の事業の展望などをお聞かせ頂けないでしょうか?
鮎川様
一人でも多くの方に当社のサービスを利用して頂き、当社のサービスを通じて、何か人生の変化のきっかけとなるような、一生モノの「あの日」を創り出したいと考えております。
そのためにも、私たち情報システム部門は、サービスやWebサイトを24時間365日無停止で稼働させ続け、多くの方に確実に届くようにシステムを運用しなければならないと感じています。今後もさらに多数のサービスをAWSに載せて、可用性の担保や監視などを的確に行っていきたいと考えています。
齋藤様
具体的な開発の進め方になりますが、弊社のサービスは、アプリケーションのベンダー様と協力して開発を行っていくことがあります。その際、アプリケーションベンダー様に対して、クラウドの専門家としての視点で、レスポンス改善を始めとしたアプリケーション設計のアドバイスをして頂けるとありがたいです。コードの最適化なども含めてインフラとの連携を行えると良いのではないかと考えています。
ありがとうござ います。AWSの良さを最大限活用するためには、インフラとアプリケーションと密に連携する必要があります。DWSは、アプリケーションのレイヤーまでクラウドへの最適化を図る、クラウドネイティブな設計を得意としており、アプリケーションのコードレベルからご提案が可能です。
今後もぜひ御社の事業のサポートをさせて頂けたら幸いです。本日はありがとうございました。
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AWS認定資格所得数200以上